海外研修 3 

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「海外研修中は、本当によく勉強していました。普段の大学生活よりもずっと」と二人は振り返っています。

常に電子辞書を持ち歩き、わからないことがあるとすぐにチェックする。目の前にあるものすべてが英語を学ぶ題材だったのでしょう。しかも、学習のために作られたものではなく、実物、現物、つまり本物なのです。

 オレゴン州立大学には平日の朝、大学のいたるところに無料の新聞が山積みされます。それを使ってリーディングをしました。 一つの記事を解読するだけでもあっという間に1時間くらい過ぎてしまいます。やらされているのではなく、自分から目的意識をもって活動していました。

 考えてみれば、この研修では英語を使わなければ生活していけないのです。観光旅行なら、添乗員や現地ガイドがいて、いろいろ面倒を見てくれます。わからないことはその人たちに日本語で聞けばよい。しかし、この研修は名前のとおり「(観光)旅行」ではない。日常生活をすることがメインなのです。だからすべて自分で解決するようになっている。解決するには英語を使わなくてはならない。使えば、実感を伴って何かを学ぶ。とてもわかりやすいシステムです。

午後の4時すぎにそれぞれの家へ帰るのですが、その直前まで「~を英語で言うには」と調べてノートに書き込んでいました。家に帰ったら、またそこには英語を使う場があるのです。こんな生活を3週間近くも続けて、結果として「本当に勉強した」という言葉が口をついて出たのでしょう。