2008年10月アーカイブ

2008年のノーベル賞に4人の日本人が決まりました。物理学賞を受賞した京都産業大学教授の益川敏英さんのインタビュー記事に『凡人の科学』という言葉がありました。

益川さんは恩師から「並みの人間でも方法論がしっかりしていれば、科学ができる」と励まされて科学者になったとコメントしています。ノーベル賞を受賞するような先生が凡人とはおおよそ思えませんが、どんな学問領域でも考え方や知の技法(昔、そんな本が流行りましたが)を大学で学んでおけば、どんな社会の荒波も乗り越えられる(はず)。どうしたら学べるか、『それはなぜか』を問うことと、益川先生は語ります。

日常のあたりまえとおもっているいろいろなモノやコトに、「なぜだろう」と考える癖を身につけたいですね。スポーツで体を鍛えるように、「なぜ」の問いで脳みそも鍛えていきましょう。いよいよ本学も明日から17日まで履修登録期間。後期も知的好奇心をもって取り組みたいですね。

遅くなりましたが、映画上映会の報告です。

9月27日(土)大学祭期間中に行った、人間社会学科主催 映画上映会が無事に終了いたしました。
上映作品は、コーヒーをめぐるアフリカの貧困の問題を題材にしたドキュメンタリー映画「おいしいコーヒーの真実」です。

11:00からと、16:00からの2回の上映で、来場者数は82人。

アンケートによりますと、年齢層も20代から60代で、男女問わず、本当にさまざまな方々にご来場いただきました。また居住地域はやはり手稲区の方が多く、大学のある地域の方々にこのような場を提供することができて本当にうれしく思います。さらに余市町、函館市から足を運んでくださったご熱心な方もいらっしゃり、映画の力を改めて実感しました。

――今回は学園祭にふさわしい、いい会でした。どうもありがとう。
――とても良い企画だったと思います。このような映画を多くの人が観て、世界のことに目が向くようになるとよいと思います。

などなど、うれしいコメントも多くお寄せいただきました。

会場外でフェアトレードコーヒーの販売も行いましたが、仕入れたコーヒーの大半が売れました。
向かいの書店の丸善さんには関連図書の特設ブースまで用意していただき、上映会を盛り上げてくださいました。
一方で、「パネル展示があってもよいのでは?」といったアドバイスや、「途中入退室時のドアの開け閉めの音が気になる」「部屋の温度が暑すぎる」などのご指摘もいただきました。これらのコメントに対しては、今後改めて行きたいと思います。

「次回もこのような催しがあれば参加したいですか?」という質問事項に対し、ほぼ全員の方から「はい」という回答を頂き、スタッフ一同、今回の企画は大成功だったと満足しています。

ご協力いただいた皆様、本当にどうもありがとうございました。
そして、2か月近く活動を続けてきたスタッフ諸君、お疲れさん!上映会会場風景.jpg

(写真上)上映開始前の様子。半分以上の席が埋まりました。上映前には音楽を流すなどして、ミニシアターの雰囲気を演出しました。コーヒー販売中.jpg
(写真下)会場外のフェアトレードコーヒー試飲・販売ブースの様子。スタッフと来場者の方との触れ合いの場にもなりました。