入学式が終わり、早くも2週間あまりが過ぎました。みなさん、大学生活には慣れましたか? 最初の1週間は新しいことばかりで戸惑うことも多々あったことと思います。
そんな皆さんに私から一言メッセージを贈ります。
最近の工業界では"ものづくりは人づくり"が合言葉になっています。これは、ものをつくるためには、その前に、ものをつくる"人"からつくらなければならない、という意味です。
どんなに優れた技術があっても、人が一人でできることはたかが知れています。ですから、優れた技術を身につけるだけではなく、自分自身を高めながら、仲間と協力し合うことのできる力を持った人材の育成が求められているのです。そのような人材がいてこそ、技術も活きるものであるし、また一人では決してなしえない成功も可能となるのです。
この事実はもちろん工業界に限ったことではありません。人と人が有機的に結びつくことによって現代社会は成り立ち、そして発展していくのです。このような現代社会が人材に求める、自分自身を高め、仲間と協力し合って大きな成功を生み出す力――これこそ、人間社会学科が教育理念の中心に据える"人間力"なのです。
人間社会学科のスローガンは"マネジメントを学んで人間力で活かそう"です。マネジメントとは、目標達成のための最善策を導き出し、それを実践することです。人間社会学科では、自分自身(人間)と企業・地域(社会)をマネジメントするための知識・技術・実践力を身につけることに力を注いでいます。マネジメントを身につけることにより、より魅力にあふれ、より優れた人間力を備えた人間へと成長し、社会へ羽ばたいていって欲しい...これが、人間社会学科の教育目標であり、教員一同の願いでもあります。
ここでみなさんにお願いです。これからの4年間を過していく上での目標を見つけてください。自分がどんな人間になりたいのかをじっくり考えてみてください。もうすでに目標を持っている人、なかなか見つからない人、いろいろいると思いますが、4年後自分はどうなっていたいのかを考え、それを目標にしてください。
人間社会学科教員一同、その目標を全面的に応援します。目標に向かってじっくり着実に、そして楽しく、共に歩んで行きましょう。
三上 行生


